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WithToy
この物語は、大工と鬼の不思議な関係を描いています。ある日、大工の主人公が橋を架ける仕事をしていると、鬼が現れ、助けを申し出ます。しかし、その代わりとして鬼は大工に難題を課します。もし大工が鬼の名前を当てられなければ、鬼は大工を食べてしまうというものです。大工は一生懸命に鬼の名前を探し求め、最終的には知恵と機転を利かせて鬼の名前「ろく」を突き止め、危機を逃れます。この物語は、知恵と勇気が困難を乗り越える力になることを教えてくれます。赤羽末吉さんの鮮やかな絵が、物語の世界を生き生きと描き出しています。日本の昔話の絵本。